そういえばそうだった、言われてみて思い出した、ってこと、けっこうありますよね。
そのとき気づいたことで考えて、人はまた一段階成長できる気がします。

 友人たちには単純と言われますが、私にとって日本語の漢字もそのひとつ。
先だって、ドラマ「働きマン」の中で「働くっていうのは人が動くって書くんだ」という台詞を聞いて、 あぁ確かにそうだ、当たり前のことを忘れていたと思いました。
そこで自問自答します。自分は動いているか?

 ずっと昔の学生時代、「人の夢と書いて、儚いというんだ」と聞いた時、哀しい言葉だなぁと思いながら、儚いならいっぱい持てばいいんだと思ったことがありました(笑)。

 何年か前、唐沢寿明さんに「人の為、と書いて偽りと読むんだぜぃ」と聞いて、これもかなり哀しいなぁと思いましたが、確かに「人の為」と思った瞬間に「偽り」になっているのかもしれないと心に刻まれました。

 先日は、ある舞台を観ていて「過去とは、過ちが去ると書くのだ」という台詞を聞いて、そういえばそうだったと、自分のいろんな後悔の重荷が軽くなり、前向きになりました。

 日本語の漢字は、とてもうまくできていますね。
ちょっとした哲学も入っていたりします。 もしかしたら気づいた時は、その時の自分にとって必要な言葉だったのかもしれません。大切なのはきっと、「そういえばそうだった」の後、それをどう考えるか、なのかもしれませんね。
 

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