映画に出演する俳優を取材する場合のお話をひとつ…。

 僕らが映画に出演される俳優さんを取材するときは、ホテル内で行う場合が多いんです。 これまで取材した方を思い出しても、スチールスタジオでの撮影は何回か、ですね。 つまり、出演者の方々が一同に集まる機会というのが、ホテルでの記者会見が行われる日だけ、なんてこともあるから、その日にその場所で取材日が設定されるからです。 様々な媒体が、ホテル内のとある部屋という同じ空間で撮影するという、このシチュエーション、実は大好きなんです。

 なぜか? それはアイデアが試されている…って気がするからなんですね〜。
ホテルの高級なアイテムを使うもよし、あえてバックに布などを使用して、
スタジオで撮ったかのように見せるもよし。
撮影前から「どうしよ〜。こうしよ〜。あ〜しよ〜」と ワクワクするわけなのです。

 そんな中、今回PRESS NEWSにご登場いただいた女優さんは ……
沢尻エリカさん!
そして撮影で使ったホテルは東京・六本木に 今年オープンした高級ホテル!

 僕自身がこのホテルを使って撮影するのが初めてだったため、 「んなら、現場を生かして撮るべし!」と決め、 「カメラマンさんと相談していいの撮っちゃる!」と、 どんなアイテムが待ち受けているか楽しみにしながら ホテルに向かいました。
(なんも考えてないのとは違います!)

 当日。撮影の2時間前。カメラマンさんと、 「ここの場所ならこう撮って、うんぬんかんぬん」 「ここで撮るならカーテンをここまで引いて、うんぬんかんぬん」 「このソファで足をこう置いてくれたら最高ですよね、うんぬんかんぬん」 「うんぬんかんぬん、うんぬんかんぬん、うんぬんかんぬん」 と繰り返し、僕自身が疑似モデルになりつつ撮影場所を決めていったのです。

 取材の日は、他の雑誌なども含め取材がかなり入っていました。
そして沢尻さんは少し体調が悪かったそうです。

 なのに! なのに! ですよ。
撮影になるとカメラマンの1シャッター1シャッターごとに 表情、手の位置、ポーズを変える沢尻さん。 自分を魅(見)せる術を知っているというか、体調の悪さを微塵も 感じさせないその姿に「プロ」を感じたのです。
そして、沢尻さんがプロなら、カメラマンさんもプロ。
僕が「やってくれたら最高だな〜」と思ったポーズに導き、 沢尻さんを一番美しく魅(見)せる術を知っている、感じがしたのです。

 そして編集のプロ、僕が選んだ写真は…本誌を見て下さい!
ただ。こだわった点は「ソファ」、「カーテン」、「足」ですね。
こだわりが伝われば…これ以上の幸せはありません!!


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