第27回 向田邦子賞

「ゴンゾウ〜伝説の刑事」(テレビ朝日)の古沢良太氏が第27回向田邦子賞を受賞!

古沢良太氏は、第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞した新進気鋭の脚本家。
本賞受賞作の「ゴンゾウ〜伝説の刑事」は既存の刑事ドラマの常識的スタイルを破った刑事ドラマであり人間ドラマである。

※『向田邦子賞』詳しくはコチラ

贈賞式レポート

 6月2日(火)、「第27回向田邦子賞」(向田邦子賞委員会、株式会社東京ニュース通信社主催)の贈賞式が行われました。向田邦子さん生誕80年にあたる記念すべき今年は、ドラマ「ゴンゾウ〜伝説の刑事」('08年/テレビ朝日系)の脚本を手がけた古沢良太さんに、本賞の特製万年筆と、副賞の300万円が当社代表取締役社長・奥山卓から贈られました。

 受賞作の「ゴンゾウ〜伝説の刑事」は、ドロップアウトした警察官が、ある事件を機に第一線に復帰し、難事件に立ち向かう刑事ドラマ。選考委員の池端俊策さんは「昨今、オリジナル作品が出にくい時代に、古沢さんの作品は物語の展開の素早さ、意表をつくアイデアで作品が弾んでおり、まさに昨年を代表する作品だった」と作品を絶賛しました。

 壇上で祝福された古沢さんは「向田邦子という名を冠した畏(おそ)れ多い賞をいただけるとは思っていませんでしたし、この賞の選考の範疇に自分がいたということが寝耳に水でした。(会場で)歴代の受賞者が飾られた写真パネルを見て、この中に自分が入るということは、ヤンキース打線に高校球児が混じっているようなものかと畏怖しております(笑)。一日も早く、この栄誉ある賞に恥じない書き手になれるよう精進していきたい」と受賞のあいさつをされました。



 会場には、内野聖陽さん、本仮屋ユイカさん、内田朝陽さん、綿引勝彦さん、有馬稲子さんらキャストのほか多数の芸能関係者、テレビ朝日プロデューサーの松本基弘さんをはじめとする各テレビ局関係者ら約280名がお祝いに駆けつけました。

 主演を務めた内野聖陽さんは「刑事という非常に男らしい仕事に就く主人公が、弱く二面的でヒリヒリした面も抱えている面が斬新だと思います。これからも我ら俳優に涙あり、笑いありの作品を書き続けてください」と、本仮屋ユイカさんは「この作品の根底には“愛”が流れていて、古沢さんはひとりひとりのキャラクターを愛してくれていたんだと実感し、感激しました」、綿引勝彦さんは「一視聴者としてもストーリーが2転3転、ハラハラドキドキする連続ドラマの妙技を堪能させていただきました」と、それぞれ祝福のメッセージを贈りました。

 古沢さんは終始笑顔を浮かべ、招待客の方々と受賞の喜びを分かち合っていらっしゃいました。