あらすじ毎週更新! 役柄紹介、記者会見リポートも! 2012年冬ドラマ

贖罪
1月8日 スタート WOWOWプライム 毎週日曜 午後10:00〜午後11:00(初回は午後10:00〜午後11:25)
出演者
小泉今日子/蒼井優/小池栄子/安藤サクラ/池脇千鶴 ほか
スタッフ・音楽
原作:湊かなえ「贖罪」(東京創元社)/脚本:黒沢清/監督:黒沢清
概要
小泉今日子が運命に翻弄されていく女性を鮮烈に演じる衝撃のミステリー!!
「告白」が大ヒットを記録した湊かなえの衝撃のミステリーをドラマ化。5人の女性の視点から連鎖する悲劇を描き、人間誰もが隠し持っている毒や心の闇を暴いていく。主演の小泉今日子が小学生の娘を殺された母親に扮し、15年の時をまたいだ悲劇の中心で周囲に激情をぶつけながら運命に翻弄されていく女性を鮮烈に演じる。さらに、小学生のときに事件を目撃して「償い」の思いを抱えたまま成長した4人の女性を演じるのは蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴。4人がそれぞれの心の闇に翻弄され、悲劇を引き起こすまでをどう演じていくかが見もの。豪華キャストが繰り広げる迫真のミステリーから目が離せない!
キャラクター紹介
足立麻子(小泉今日子)
小学生だった娘・エミリを殺害され、失意のどん底に。エミリと一緒に遊んでいて犯人を目撃したはずの4人の友人たちに償いを求め、厳しく問い詰める。15年後、4人それぞれのもとを訪れ、徐々に真犯人へと近づいていく。
菊池紗英(蒼井優)
エミリを殺害した犯人への恐怖から、男性に対して極度の警戒心を抱いている。そのため、女性のみの職場で美容員として働いている。職場の社長の薦めで御曹司の孝博(森山未來)とお見合いし、結婚することになる。
篠原真紀(小池栄子)
小学校の教師。エミリの事件で何もできなかった自分に無力感を感じ、その反動から厳格な教師となる。勤務している学校で15年前を彷彿させる事件が発生し、犯人に立ち向かっていく。
高野晶子(安藤サクラ)
自分に自信が持てず、エミリが殺されたのは自分のせいだと思い込んで引きこもりに。東京で生活していた兄一家が実家に帰ってきたことから生活が一変。徐々に精神のバランスを失っていく。
小川由佳(池脇千鶴)
生花店に勤務する。15年前の事件をきっかけに警察官に憧れを抱くように。姉・真由(伊藤歩)の夫で警察官の圭太(長谷川朝晴)を誘惑する。
記者会見情報
「連続ドラマW 贖罪」の制作発表記者会見が都内ホテルで行われ、脚本・監督を担当した黒沢清、主演の小泉今日子、各話のヒロインを演じた蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴が出席した。「全5話を通して、小泉さんの役が鵜匠のように4人を束ねていると感じたので、黒い服を着ることを作中での狙いにした」という黒沢監督が描いた作品のイメージに合わせ、女優陣は黒を基調にした衣装で登場。ドラマの世界観が伝わる会見となった。映画「トウキョウソナタ」(2008年)でタッグを組んだ経験のある小泉から「大ファンです!」とラブコールを送られた黒沢は、「何度もお仕事できるのは監督冥利に尽きます」と嬉しそうに答え、今作について「本当に刺激的な原作で、僕には到底想像できない強烈な5人が描かれていた」と難しさを語りつつも「自分のキャリアの中でも新たなステップに踏み出せたな、と実感できる作品になりました」と、自信を見せた。
ある意味ファンタジーだと思って演じました(小泉今日子/足立麻子)
私はとても恐ろしい女性の役ですが、(演じる麻子は)心の一番底には悲しみのようなものを抱えていると思いました。自分自身は母親になった経験がないですし、自分が一番大切にしている、自分の命よりも大切な人を傷つけられた経験がないので、「麻子はどんな気分なんだろう…」と考えてみて、娘が死んでしまった衝撃の後の時間というのは、夢の中を生きているような、現実と引き離されてしまう時間があるのではないかと思いました。「夢の中だからこんなことをしてもいい、こんな酷いことを言ってもいい」という気分で演じてみました。でもそれは自分の想像を超える感情でしたね。私にとってこの作品は、ある意味ファンタジーだという気がします。黒沢監督の現場は、作品にプラスアルファとして、黒沢監督のエッセンスが散りばめられていて、その中で演じるのはホントに楽しいです! 黒沢監督の世界をまた撮影の中で体験出来るのは幸せでしたし、素敵な力強い役者の皆さまと一緒にお仕事できて幸せでした。ぜひたくさんの人にご覧になっていただきたいです。
全編を通して1人もまともな人が出てこない作品です(笑)(蒼井優/菊池紗英)
このお話をいただいたときには、フランス人形のような女の子という設定だったのですが、私は100人が見たら100人とも「博多人形のようだ」と言われると思いました(笑)。小泉今日子さん、黒沢清監督とのお仕事だと聞いて、ぜひやってみたい! と思い参加させていただきました。最初に台本を読ませていただいたときは、紗英の気持ちは分かったのですけれども、(森山未來演じる)夫の孝博はすごく変わった人だな、と思っていたんです。紗英は(孝博の変なところに)巻き込まれてしまう女の子という印象があったのですが、現場で黒沢監督が演出してくださる中で、孝博の悲しみを感じることができ、演じることが出来ました。この作品は、全編を通して1人もまともな人が出てこない作品です。みんな屈折しているので、どの屈折具合がいいか楽しんでもらえたら、と思います(笑)。
ファンだった作品に出演させていただけるのは、この上ない喜びです!(小池栄子/篠原真紀)
こんなに個性豊かで存在感の強い役者さんたちと1つの作品を作ることができ、うれしく思います。黒沢監督ならではの世界観や、不思議な時間の流れ方、映像の美しさに圧巻でした。湊(かなえ)さんの原作は面白くて、私は読んだ当時のインタビューで「映画化することがあれば自分にオファーがこないかな」と話していて、その1年後くらいにこのお話をいただきました。そのインタビューで「私はオファーされるのであれば真紀役だろうな、でも夢は『フランス人形』(蒼井優が演じたエピソード)をやってみたい」と話していたんですが、蒼井さんの作品を見て、私にはムリだったと思いました(笑)。自分がファンだった作品に出演させていただけるのは、この上ない喜びです! (償いたいことは? と聞かれて)「償ってくれ!」って名乗り出てもらったほうがいいかもしれません(笑)。人ってみんなどこか屈折していて、そこが魅力で個性があって面白いんだろうな、という部分は全編に共通する見どころです。とても見ごたえのある作品になっていると思います。
美しい映像になっていてビックリしました(安藤サクラ/高野晶子)
クマのような晶子をやらせていただきました。晶子という役は、自分の身の丈に合わないことをやると、いい事がないと思っている役です。なので、今日こうして監督や皆さんの中にいて、私の身の丈に合わないことをしているので、とても不安です(笑)。現場に行くと、黒沢監督は「理由はないんですけど…」と言いながら演出をされるので、私は言われるまま、素直に演じていました。監督は「そうくるか!?」というか、私が考えもしないようなことをおっしゃるんですが、「なんで?」と思いながら演じていたものが、異常に美しい映像として出来上がっていてビックリしました。(償いたいことは? と聞かれて)現場でゲームをやるシーンがあって、監督に「ゲーム好きじゃないです」と言ってしまったのですが、実は隣の部屋で子役の子と一緒にゲームしてました(笑)。本当はゲーム好きです!
最後の答えが出てくるまで興奮しっぱなしです(池脇千鶴/小川由佳)
私はいつも作品をやるときに、こんなに残酷で不幸な話をおもしろいと言っていいのか、不謹慎なのかな、と悩むのですが…、この話はとても楽しくやらせていただきました。私は(由佳という役を)償いをしているんじゃなくて、復讐をしているような気持ちで演じました。その(復讐をしているときの)悲しい顔を美しいとも思いました。ここまで怒りやむなしさが糧となって生きていけるものなのかな、と思ったりもしましたね。演じてみて、(出てくるキャラクターたちが)とても特異な人たちで、いい人ではないのですが、それでも強く生きていけると学びましたね。この作品は全話が最後に繋がっていて、1話を見たら最後まで知りたい欲求に駆られるんです。私はその答えが出てくるまで興奮しっぱなしでした。早くたくさんの人に見ていただきたいな、と思っています。