あらすじ毎週更新! 役柄紹介、記者会見リポートも! 2012年冬ドラマ

タイトロープの女
1月24日 スタート NHK総合 毎週火曜 午後10:00〜午後10:50
出演者
池脇千鶴/高岡早紀/小澤征悦/笹野高史 ほか
スタッフ・音楽
脚本:金子ありさ/演出:梛川善郎/制作統括:海辺潔
概要
亡き父の工場を巡り、池脇千鶴演じる娘と高岡早紀演じる愛人の戦いを描く!
アラサーのお嬢様が父親の死後、いきなり町工場の社長に転身することから始まる物語。大阪の親元を離れ、東京のホテルでピアノを演奏して、生計を立ててきた主人公・十倉由梨を演じるのは池脇千鶴。後見人として名乗りを上げた、父の元愛人で継母の十倉恭子に高岡早紀を配したことにも注目。これまで全く交わることがなかった女性2人が自分の立場や生き様を賭けて、凄絶なバトルを繰り広げる!
キャラクター紹介
十倉由梨(池脇千鶴)
ホテルのピアニストとして働いていたが、父が亡くなり、急遽父が経営する町工場を継ぐことになる。
十倉恭子(高岡早紀)
由梨の父の愛人だったが、再婚し、由梨の継母となる。由梨とぶつかり合いながらも、傾いた工場を再建する。
永沢吉行(小澤征悦)
十倉家の税理顧問。歯に衣着せぬ物言いで由梨を叱咤激励しながら、工場再建に力を尽くす。
小野田克己(笹野高史)
由梨の父の死後、社長を引き継ぎ、会社を大きくしようと海外への設備投資に資金をつぎ込む。会社倒産危機の原因を作り、由梨が社長に就任してからはヒラの営業担当になる。
記者会見情報
NHK総合のドラマ10「タイトロープの女」の会見と第1話試写会が行われ、主演の池脇千鶴のほか高岡早紀、小澤征悦が登場した。ドラマは、父が急死して莫大な借金を抱える町工場を継ぐことになった十倉由梨(池脇)が、継母である父の愛人・十倉恭子(高岡)と対立しながらも共に工場再建に挑む姿を描く。池脇は「まだ由梨の馬鹿さ加減が出ていないので、この先どんどん苛立ちを覚えると思います」と今後の見どころを語り、高岡は「思った以上にミステリアスで、怖すぎるかなと思いました」と演じた感想を話した。一方、小澤は「女性陣の板ばさみに合う立場で、気持ちは良く分かります」と苦笑。脚本の金子ありさが「女性は一言、言葉を発する裏に10の言葉が隠されている」と語ると女性陣は共感し、「男性は察して欲しい」(高岡)、「女性の繊細な心を汲み取ってもらえれば世の中がもっと平和になるのでは」(池脇)と男性視聴者にメッセージを送った。
女性の繊細な心を汲み取ってもらえれば世の中はもっと平和になると思います(池脇千鶴/十倉由梨)
1話ではまだ、由梨の馬鹿さ加減が出ていません。この先、由梨は甘すぎる、未熟すぎると、どんどん苛立ちを覚えると思います(笑)。自分が出ていないシーンを見るのが初めてなので、恭子さんも悩んでいたんだなというのが分かり、小野田(笹野高史)のひどさも初めて知りました。由梨は悩み事が多いので笑うことが少なく、いつも眉間にしわを寄せています。早く、思い切り笑いたいものです(笑)。まだ共演者の誰とも会っていない中、1人で怒って泣く芝居をやるなど、撮影は大変でした。“会社は私が守る”と、由梨は張り切って作業着を着たりしますけど、完全に着せられています(笑)。タイトルやポスターを見ると、ちょっと不穏な空気になっていますが、それが希望のある物語となり、最後は皆さんに“良かったな”と思って頂けるのではと楽しみにしています。(脚本の)金子さんもおっしゃっていましたが、女性は何を考えているか分かりません。今しゃべっている私も、実は裏ですごいことを考えている可能性があります。ドラマを見て、女性の繊細な心を汲み取って、皆さんの私生活に生かしてもらえれば、世の中はもっと平和になるんじゃないかと思います(笑)。
女性は言いたいことが山ほどある。男性たちには察して欲しい(高岡早紀/十倉恭子)
恭子は女の欲望や意地、悲しみ、苦しみ、いろんな感情が詰まった人間です。それはすべて、描いていた本当の夢が達成できなかった、というところから始まっています。思っていた以上にミステリアスで、怖すぎるかなと思ったりしますが…。台本には45歳と書いてあって、私が演じると決まっても直してくれませんでした。45歳に見えるんですかねえ(苦笑)。タイトルじゃないですけど、人生って意外と思うようにいかない。綱渡りをしていった先に何があるかは分からない。それが生きていて楽しいということでもある。台本はすごく複雑で、初めに読んだ時と次に読んだ時は違う感想を持ったり、一読しただけでは分からない深さがあります。今、(脚本の)金子さんから“女の言葉の裏には、いろんな感情がある”という話を聞いて、それで正解だと判明したので、いろんな複雑な思いを持ち続けながら、突き進んでいこうと思います。女性は言いたいことは山ほどがあるんですけど、考えて考えて考えた結果、ほんの少し、ぽろっと言うわけじゃないですか。その裏には考えたことがいっぱいある。男性たちには察して欲しいですよね(笑)。
永沢は人間には一歩踏み出すことができない偏屈な男(小澤征悦/永沢吉行)
税理士は初めて挑戦する役柄で、せりふ回しが難しく、頑張っているところです。今回、カメラマンがほとんど手持ちカメラで撮影していて、画面が常に少し揺れています。その揺れが吉と出るか凶と出るかと思っていたんですが、作品を見ると役者の心情に合った動きをしていて、素晴らしいと感じました。永沢は税理士として数字の仕事をしていて、人間には一歩踏み出すことができない、ちょっと偏った男として描かれています。撮影前に監督と、映画「恋愛小説家」でジャック・ニコルソンが演じる、偏屈であまり人と係わり合いを持たない男が少しずつ心を開いていくように、永沢もできたらいいなという話をしました。永沢は淡々としているんですけど、コンプレックスがあって、両親に対する憤りがあって、それを見せるシーンもあります。そこを軸に、表現としては逆の方向に行く感じで、僕なりに考えて今回は演じています。女性陣のバトルの板ばさみに合う立場で、気持ちは良く分かります(笑)。個人的には、笹野高史さん、本田博太郎さんに注目していただけるとうれしいです。シリアスなドラマの中でお二人が出てくると、ちょっとジェラシーを感じます。