あらすじ毎週更新! 役柄紹介、記者会見リポートも! 2011年夏ドラマ

それでも、生きてゆく
7月7日 スタート フジテレビ系 毎週木曜 午後10:00〜午後10:54(初回は午後10:00〜午後11:09)
出演者
瑛太/満島ひかり/風間俊介/柄本明/風吹ジュン/時任三郎/大竹しのぶ ほか
スタッフ・音楽
脚本:坂元裕二/演出:永山耕三/演出:宮本理江子/演出:並木道子/プロデュース:石井浩二
主題歌:小田和正「東京の空」
概要
主演・瑛太、ヒロイン・満島ひかりでおくる本格ヒューマンドラマ
友人に妹を殺された青年と、その加害者を兄に持つ女性。それぞれの立場で悲しみに耐えてきた男女の魂の触れ合いを軸に、2つの家族が悲劇を乗り越え、希望を見出していく姿を描く感動のヒューマンドラマ。主演を瑛太、ヒロインを満島ひかりが演じる。今年のカンヌ映画祭にも出品された三池崇史監督作品「一命」(10月公開予定)でも共演した瑛太と満島。日本を代表する若手実力派2人の、熱のこもった芝居に期待したい。脚本は「東京ラブストーリー」(1991年)、「Mother」(2010年)などで知られるヒットメーカー・坂元裕二。瑛太が「坂元さんの作品の世界にいつか出演したかった」と待ち望んでいたその世界観にも注目したい。
キャストプロフィール
深見洋貴(瑛太)
妹を殺害された後、家庭が崩壊。現在は父親と2人で暮らしている。事件当時、妹の面倒を見るという母親との約束を守らなかったこと、犯人が自分の友人だったことに自責の念を抱えている。
遠山(三崎)双葉(満島ひかり)
小学生の時に兄が殺人犯に。家族思いで自己犠牲を厭わない女性。被害者の兄・洋貴と出会い、特別な感情を寄せていく。
雨宮健二(三崎文哉)(風間俊介)
双葉の兄。友人・洋貴の妹を殺害。少年院を卒業後、草間五郎(小野武彦)の元に身を寄せる。
深見達彦(柄本明)
洋貴の父。真面目で不器用。事件後、家族を思う余り家庭を壊してしまう。
遠山(三崎)隆美(風吹ジュン)
双葉の母。
三崎駿輔(時任三郎)
双葉の父。元エリート。別姓で生活した方が良いと隆美と離婚。家族を守るために逃げるが…。
野本(深見)響子(大竹しのぶ)
洋貴の母。夫を憎み離婚。洋貴の弟・耕平(田中圭)が婿入りした日垣家で同居中。
記者会見情報
瑛太×満島ひかりの演技派コンビでおくるドラマ「それでも、生きてゆく」の制作発表が都内ホテルで行われた。同ドラマの主題歌である小田和正の「東京の空」に乗せ、プロローグVTRが上映された後、主演の瑛太、ヒロインの満島ひかり、風間俊介、田中圭、福田麻由子、風吹ジュン、時任三郎、大竹しのぶの8名が登場。加害者家族と被害者家族という、深い悲しみを抱えながら生きる2組の家族を描いたこの作品に、石井浩二プロデューサーは「こういう時期だからこそ“生きていく”ということを描きたかった。本当に心震えるドラマになっています」と力強く語り、主演の瑛太は「最後には希望を見いだす話になると思います。その過程をしっかり表現することで、“生きていれば必ず良いことがある”ということを伝えたい」と意気込みを語った。
まず第1話を見て、たくさんのことを感じていただければと思います(瑛太/深見洋貴)
作品の世界としても重いテーマを扱っているので、演じるほうも最後まで緊張感を持って皆さんにお伝えできたらと思っていますが、心の中に傷を背負っている役でも、現場の中にちょっとした笑いがあったり、楽しい話があったり、前向きに作品を楽しんでいこうという話があったり、本当に刺激やエネルギーをもらっています。自分の演じる洋貴については、余白というか、相手がどう出るのか、その上で自分の気持ちがどう動くのかを、ひとつの型にはめないで表現していけたらと思っています。洋貴のような人間が、希望をもって生きていくという経過をしっかり表現することで、悲しみを背負った方に少しでも何か伝えることができるのではないかと思っています。生きていれば、人が寄ってきてくれたり、何か必ず繋がるものがあるということを伝えていきたいです。視聴者の方には、まず第1話を見て、たくさんのことを感じていただければと思います。
人生と誠実に向き合っている人間の姿を伝えていけたらと思います(満島ひかり/遠山(三崎)双葉)
最初、台本をサラッと読んだときは最後まで読めたのですが、その後1行1行を読み込んだときは本当にキツくて、「あぁ、私、このドラマやるって言っちゃったんだ…」と思いました。ちょっとできないなぁ、と思うくらい、難しいといいますか、簡単にやってしまうと、こういった気持ちを抱えている人に失礼に当たるんじゃないかと思ってしまいました。この作品に出演させていただいて、自分の内側と向き合う機会が増えました。お母さんから生まれてきて、それが誰かの手によって終わってしまう…、死ぬってどういうことなんだろうと、日々考えながら演じています。この作品のスタッフ、共演者の人生や、生きる気合、優しさが、いろんな人たちの人生の中に少しずつ入り込んで、その繋がりが連鎖して、大きな円を描けるような、そんな作品になればいいなと思います。人生と誠実に向き合っている人間の姿を伝えていけたらと思います。
とても意味のある役をやらせていただくことに、喜びと責任を感じています(風間俊介/雨宮健二(三崎文哉))
台本を読ませていただいて、心が震えました。素晴らしい作品に出させていただくこと、とても意味のある役をやらせていただくことに、喜びと責任を感じています。この物語に出てくるみんなの悲しみや苦しみは、すべて僕が演じる健二が起こした事件に原因があるので、自分の出ていないシーンでも、すべてのシーンに自分が関わっているような気がしました。苦しいですが、すべてのシーンを見て、この健二がどう動いたのか、事件が起きたときはどうだったのか、今はどういう考えなのかを、自分の中で考えて、丁寧に演じていきたいです。皆さんそれぞれ生きている中に辛いこと、苦しいことがあると思いますが、それでも頑張って生活している、そんな人が見て勇気をもらえたり、いろんなことを感じてもらえる作品だと思います。
人間っぽい、薄っぺらでダメなところが出るようなお芝居ができたらと思っています(田中圭/日垣(深見)耕平)
僕も被害者家族の1人なのですが、自分は新しい家族のために事件のことを忘れるといいますか、昔のことを忘れようとして、新しい幸せを作ろうと努力している人です。父と兄に、「いつまで引きずっているんだ!」という憤りを感じながらも、「でもやっぱり家族だし…」と思っているという難しさや、人間っぽい、薄っぺらでダメなところが出るようなお芝居ができたらと思っています。瑛太くんとは「WATER BOYS」(2003年)以来の共演で、先日ご飯に行ったときにいろいろ話して、とても有意義な時間だったのですが、解散する時に「今日話して、いろいろ思ったことや感じたことがあるので、またこの次話すね」と言われたことが気になって仕方ありません(笑)。(瑛太に向かって)“気にしぃ”なので、思ったことはスグ言ってください(笑)。
灯里がどこまでを感じ取っているのかを考えながら演じています(福田麻由子/遠山(三崎)灯里)
私は、事件のときはまだ生まれていない設定で、事件のことはまだ何も知らないという、このドラマの中では一番普通の感覚を持った女の子なので、普通の女の子を演じられたらと思います。重いシーンが多いのですが、現場はすごく温かいです。台本を読んで、登場人物たちの、それぞれの思いが伝わってきて辛かったです。でも、実際演じる灯里は事件を知らなくて、そういった悲しみも知らないので、灯里がどこまで知らなくて、どこまでを感じ取っているのかを考えながら演じています。
第5話の“あるシーン”をどうやって乗り越えるのか…とても楽しみになりました(風吹ジュン/遠山(三崎)隆美)
台本を頂きまして、読んでも読んでも(演じる)隆美さんの気持ちをどう解釈していいのか分からなくて、未開拓ゾーンに入ったような、複雑な思いです。被害者家族の気持ちは、報道などで何となく想像はできるのですが、加害者家族は一体どういう心理で、どういう気持ちでやっていけばいいのか、正直分かりません。ですが、5話の台本を読んだときに、(大竹さん演じる)響子さんの長いセリフが出てきまして、例えが良くないかもしれませんが、エイリアンの巣の中に入り込んだような、見てはいけないものを見てしまったような感覚に陥りました。でも、このシーンにはすごく大切な意味があって、ここをどうやって乗り越えるのか、とても楽しみになりました。悲劇は心を浄化して、心のしこりを柔らかくしていく作用がある。このドラマはそういうドラマだと思います。
今回の役は、「もしも」を頼りに頑張っています(時任三郎/三崎俊輔)
リアリティーあふれる脚本とリアリティーあふれる演出、そしてリアリティーあふれる共演者の皆さんの中で、常に刺激を頂きながら日々撮影に臨んでおります。今回の役は、自分の経験をベースにはできないので、もうしもこうだったら、という、「もしも」を頼りに頑張っています。先ほどから皆さんおっしゃっているように、大変ヘビーな内容ですが、見てくださった皆さんに、最後に「それでも、生きていく」と思っていただけるような作品になったらなと思っております。
演じているだけで胸がいっぱいになってしまいます(大竹しのぶ/野本(深見)響子)
この会場に入る前に数分間のプロローグVTRを見て、また胸が痛くなってしまいました。役の中なんですが、自分の娘を殺されてしまったという思いで胸がいっぱいになってしまって…。演じているだけのはずなのに、これが実際に起こったことだったら、どんな思いで生きていけばいいんだろうということを瑛太さんと話していました。これからどうなっていくのか、毎回台本を頂くのも楽しみですし、現場に入るのも楽しみです。スタッフや共演者の「いいものを作りたい」という思いがとても出ている作品だと思います。自分の役は、とにかく子どもの亜季がかわいくてしょうがないという役で、その子(亜季)が突然消えてしまった悲しみが、最終回に向けてどう消えていくのかを考えながら、演じていきたいと思います。